ウェブブラウザでそのまま読める、と喧伝するGoogle eBooksが発表されたばかりですが、電子ブック市場で先行するAmazon Kindleもその路線は想定済です。米アマゾンは、これまで「試し読み」だけに対応していたウェブブラウザ版Kindleこと「Kindle for the Web」の全面展開を発表しました。PC向けにはすでにソフトウェア版のKindle for PCが存在しますが、Kindle for the Webではインストール作業を行うことなく、Kindle本をそのままブラウザで読むことができます。もちろんライブラリや「ここまで読んだ」やブックマークなどは、Kindle端末やiPhone / AndroidなどのKindleアプリと自動で同期。Kindleが提唱するマルチプラットフォーム戦略もいよいよ極まってきました。

なんともおかしいのは、本サービスが発表されたのが他ならぬGoogleのChrome OS / Chrome Web Store ローンチイベントだったということ。Chrome OSから見ればKindleは有力な「ウェブアプリ」のひとつということになります。もちろん他のプラットフォーム、他のウェブブラウザでも利用可能。ちなみにKindle for the Webでは、本の「試し読み」をウィジェットとして他のウェブサイトに貼り付け、購入に繋がった場合はアフィリエイトを得ることもできます。Kindle for the Webの正式サービス開始は「まもなく」。