AndroidのモバイルGoogleマップがアップデートされ、バージョン5.0となりました。新バージョンでは先日のD: Dive Into Mobileカンファレンスで予告されていたとおり、ベクターグラフィックを利用した建物の3D表示に対応しています。3D表示は立体感が分かって便利というだけでなく、従来のビットマップよりデータ量を削減できるのがポイント。Googleいわくトラフィックの負担は70%削減され、そのぶん高速に表示されるとのことで、実際に操作してみるとはっきり違いが分かるほど表示がサクサクになります。また、3D描画は自分中心の視点で表示するコンパスモード(画像右)でも継続されるため、ますますナビとしての利用価値が高まりました。3D表示に対応しているのは全世界100都市以上。日本では現時点で札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡の各都市で利用できます。

同時に、オンラインマップの弱点だったオフライン時の操作性も改善されました。新バージョンでは、端末をコンセントに繋ぎ、WiFiと接続しているとき、自分がもっとも利用するエリアの地図データを自動的にキャッシュするようになっています。キャッシュのおかげでネットに繋がらなくても地図を表示できるという仕組み。ベクターグラフィックにより地図のデータ量が圧縮されたおかげと言えます。さらに今後は、ナビ利用時に推薦するルートを外れたとき、オフライン時であっても自動的に次のルートを表示するといった操作改善が予定されており、いよいよモバイルでないナビの地位が脅かされつつあります。

モバイルGoogleマップ 5.0はすでに日本でもマーケットから入手可能。インストール自体はAndroid 1.6以上であればできますが、3D表示ができるのはAndroid 2.0以上のみ。また「一部操作は一部端末で利用できない」という、不安を誘う文言もあります。続きにはGoogleの紹介動画を掲載しています。