アップルが新製品恒例の好調御礼プレスリリースを発表しました。今回の内容は 新 Apple TV の販売100万台。ただし100万台を達成しましたではなく、今週中にも達成見込みという微妙なタイミングの発表です。ストリーミング専用機になった新 Apple TV は発売から約2か月、国内では約1か月ほど。ジョブズ的にはまだ商売というより「趣味」と位置づけられていた Apple TV ですが、新型は 99ドル / 8800円という価格や iPhone / iPod touch / iPadとの連携が好評につながったようです。

一方、米国では 新 Apple TV より以前から同種のテレビ接続プレーヤを販売している Roku も年内の100万台達成を予測しています。面白いのは、Apple TV の発売後に Roku 製品の販売が2倍に増えたという話。Roku の CEO ANthony Wood 氏がBusiness Insider に語ったところでは、Apple TV の発売によってテレビでネットコンテンツやPCコンテンツにアクセスするセットトップボックスやネットワークプレーヤというカテゴリに注目が集まった結果、改めて製品を比較して Roku を選択するユーザーが増えたのではないか、とのこと。

Apple TV はアップル製品どうしの連携やシンプルさ、iTunes のレンタルを売りにしていますが、Roku では Apple TV でも対応するNetflix のほか Hulu など大手各社の公式コンテンツサービスやストアにアクセスできること、1080p に対応すること、USB接続HDDなどローカルコンテンツの直接再生をサポート、DLNA対応で Android など各社の製品からリモート再生に対応(予定) といった機能があります。Roku のライバルはたとえば Boxee Box 、あるいはGoogle TV など。米国では放送各社やコンテンツホルダーがネットサービスに積極的なこともあり、新 Apple TV だけではなくライバルも含めてネット対応STB分野が好調のようです。