KDDIが電子書籍配信サービス LISMO Book Store を今月25日(土)から開始します。まずは同日より順次発売となる電子ブックリーダー biblio Leaf SP02 向けサービスとなり、今後 IS シリーズなどのスマートフォン向けにも展開していく予定。キャリア主導のコンテンツストアらしく、PCを介さずに端末から直接 3G / WiFi で書籍をダウンロードできるのが強みです。

要のコンテンツについては「KDDI、ソニー、凸版、朝日新聞」連合ことブックリスタなどが提供し、サービス開始時に2万点、2011年度中に10万点の品揃えを目指すとのこと。同じブックリスタ組のソニー Reader Store も2万冊以上をとりあつかいと説明していましたので、おおむね同じようなラインナップになるのではと予想されます。加えて、LISMO Book Store では、名作書籍2千点も無料で提供されるとのこと。そもそも biblio Leaf SP02 に名作100点がプリセットされていることもあり、青空文庫にアクセスする手間はかなり省けるはずです。それにしても権利関係で問題があったのかもしれませんが、プレスリリースには「こんな本を扱います」といった文言がまったく見当たらず、掲載のスクリーンショットまでわざわざ書影のない「名作書籍」を揃えているのがなんとも不思議です。

LISMO Book Store がそのほかに提供する機能はユーザーレビュー、立ち読み(試し読み)、検索、購入代金の3%ポイントバックなど。Reader Store とはまったく別の店構えになったということは、ブックリスタはあくまでコンテンツ配信までの連合にすぎず、レビュー情報や購入情報の共有、端末横断の読書体験などは今後も望み薄ということでしょうか。利用料金はもちろん無料で、コンテンツ代金は「コンテンツによる」。そして、来年3月末までは電子書籍を半額で販売するとのこと。決済方法は biblio Leaf SP02 のみ利用の場合はクレジットカードで、auの携帯電話やスマートフォンの契約があればキャリア決済も選べます。

なお発表当初は「禁則処理もできてない」と話題を集めた(その後スクリーンショットを差し替えた) biblio Leaf SP02 自体の料金プランも発表されています。こちらは2年契約の「誰でも割シングル」に加入した場合で月額525円。加入しなければ月額1575円。Kindleの無料3Gや、そもそも通信機能のないソニー Readerに比べると、電子書籍端末を持っているだけで月額負担ありというのは釈然としないものもありますが、値頃感があるかどうかは端末本体とコンテンツの価格設定次第でしょうか。

LISMO Book Storeのプレスリリース
biblio Leaf プランのプレスリリース