凸版ら、クラウド型電子書籍ストア BookLive! を2月上旬に開始

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2011年01月20日, 午後 05:00 in bitway
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また新しい電子書籍ストアが日本で誕生します。今回の主役は凸版印刷。凸版の子会社にあたり、携帯コミック事業などで知られる株式会社ビットウェイが、凸版印刷と、インテルの投資部門インテルキャピタルによる支援の下、新会社ブックライブを設立し、クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」を2月上旬より開始します。

BookLive!の強みは「共通IDによるクラウド型電子書籍ストア」を実現すること。Amazonのように、さまざまな機器を横断して書籍が楽しめるとアピールしています。また、電子雑誌に言及しているのも特徴で、動画、CG、広告などとの連動のほか、日経BPの「高度な編集ノウハウ」を活用した「新しい電子雑誌」を開発するとのこと。2月上旬の開始時点では、PCおよびAndroid向けにサービスを行い、コンテンツはコミック・小説・実用書などを中心に3万点から。今後、2011年春までにコンテンツを10万点へ増やすほか、BookLive!独自端末の開発も「検討」と説明されています。

ちなみにプレスリリースには出版社から講談社、集英社、小学館、新潮社、日経BP、文芸春秋、メーカーからは東芝、NEC、オンキヨー、ASUS、デル、HTC、LG、サムスンの賛同コメントが掲載されており、さすがは凸版 & インテルという感じ。ご存知のとおり凸版はソニー、朝日新聞、KDDIとのブックリスタ連合の一員としても活躍しており、そちらとも連携しつつ、紀伊国屋書店(電子書籍ストアBookwebを展開、凸版と業務提携中)や、シャープ(GALAPAGOS)とも「対応する方向で協議」するということですので、なかなかの八方美人ぶりです。電子事業ブームで印刷会社が躍動しているのは不思議に感じられるかもしれませんが、日本の出版業界が凸版・DNPの二大印刷会社に大きく依存していることを考えれば、日本は日本なりに順当なパワーバランスの下で電子化の道を歩んでいるといえます。

プレスリリース(PDF)

 

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