Tegra 2 プロセッサといえば昨年のCESで大々的にアピールされたものの搭載製品は数えるほどしかなく、今年になってからようやくハイエンドAndroidスマートフォンや Honeycomb タブレットで横並びのように採用されるようになりましたが、NVIDIAでは当然のように後継SoCの投入を控えています。画像は流出したMWC向けプレゼンスライドの一部とされるもの。ごく一部だけの切り取りで詳細は分からないものの、現行の Tegra 2 とおなじ ARM Cortex-A9 デュアルCPUコアのまま、クロックを1.2GHz に引きあげたモデルを " Tegra 2 3D "として、3D表示デバイス向けに投入する計画のようです。

一方、Chrome OS のオープンソースプロジェクト Chromium OS 開発フォーラムでは、ARM版 Chromium の省電力機能 (DVFS) を巡って 1.2GHz 動作の Tegra T25サポートがさりげなく処理されており、1.2GHz駆動のTegra 2 バリエーションがテストされていることはたしかなようです。ただ " 3D " 対応とはいっても、ディスプレイならともかく画を計算する方のプロセッサではこれに対応していれば3Dという規格や機能があるわけではなく、強いていえば左右の目のために2倍描画する必要があるくらい。この " Tegra 2 3D " も高クロック以外にどんな3D特化機能を載せているのかいないのかはこのスライドだけでは分かりません。NVIDIA はさらにクアッドCPUコア化や大幅なグラフィック性能強化を含む Tegra 3 を投入するという話もあり、MWC前後にはさらに詳しい話が聞こえてきそうです。

続報: Tegra 2 3Dの次に並んでいるのは 4コア1.5GHz動作の Tegra 3