キヤノンの一眼エントリー機 EOS Kiss Xもついに五代目、EOS KISS X5 が発表されました。といっても基本仕様はEOS KISS X4とあまり変わらず、APS-Cサイズの1800万画素センサ、ワイド3型液晶、DIGIC 4エンジンなど。EOS 60Dに続き、バリアングル液晶を採用したのが大きなトピックです。加えて、シーンにあわせて最適に撮影するシーンインテリジェントオート機能や、機能ガイドが加わるなど、一眼デビュー組に向けたおもてなしが強化されました。動画面では引き続きフルHDに対応しつつ、動画デジタルズーム機能を新たに搭載。ボディはバリアングル液晶のためかわずかに大型化し、大きさ133.1 x 99.5 x 79.7 mm、重さはバッテリー込み570g。3月3日の発売で、ボディ単体が9万円前後、18-55mm F3.5-5.6 IS IIレンズキットが10万円前後、EF-S 55-250mm F4-5.6 ISもついたダブルズームキットが13万円前後です。(写真は米国版 Rebel T3i)

以上であれば特に驚きのない発表だったのですが、今回のサプライズはさらに入門機となるEOS Kiss X50も同時発表となったことです。主な仕様は1220万画素、2.7型液晶、DIGIC 4といったところ。X5同様の機能ガイドを備えますが、シーンインテリジェントオートは非搭載。動画もフルHDではなくハイビジョン(1280x720)どまりです。しかし大きさは129.9 x 99.7 x 77.9、重さ495gとX4並のサイズを維持。なにより、ボディカラーにブラックだけでなくレッドが用意されたり、レンズキットやダブルズームキットだけでなく、単焦点のEF50mm F1.8 IIレンズを同梱した「こだわりスナップキット」を備えたりと、マイクロフォーサーズ勢に影響を受けたような売られかたが面白いところです。発売は3月下旬で、ボディ単体は5万円前後、レンズキットが6万円前後、ダブルズームキットが9万円前後、こだわりスナップキットが7万円前後。さて、ニコンも赤やピンクのデジタル一眼を出すでしょうか。