昨年のPhotokina 2010で大きな話題となった、富士フイルム FinePix X100 が正式発表を迎えました。オールドスクールなデザインがどうしても目を惹きますが、機能面でも光学式(OVF)と電子式(EVF)を切り替えられるハイブリッドビューファインダーを世界ではじめて備えた意欲作です。レンズ交換は不可、それも23mmの単焦点ながら、明るいF2レンズ、1230万画素・ASP-C サイズ CMOSセンサ、EXRプロセッサーの組み合わせで「一眼レフを凌駕する高画質」を謳っています。

そのほかの仕様を並べると、光学ファインダーは視野率90%、倍率0.5倍。電子ビューファインダーは0.47型、144万ドット。背面液晶は2.8型・46万ドット。感度はISO 200 - 6400、拡張モードで100 / 12800にも対応。連写は最速5コマ/秒、連続10コマまで。動画はH.264形式、1280x720解像度のハイビジョンサイズ。内蔵メモリは約20MBで、対応メディアはSD / SDHC / SDXCカード。RAW撮影、電子水準器、49点高速オートフォーカス、ぐるっとパノラマ、HDMI端子、そして内蔵フラッシュといったところ。別売アクセサリとして専用のクリップオンフラッシュも用意されています。

大きさは126.5 x 74.4 x 31.0 - 53.9 mm、重さはバッテリー込みで445g。13万円前後と、一眼勢と比べてもなかなかのお値段ですが、デジカメの値下げが止まらないなか、「カメラって高級品だったんだ」と再認識したい方にはぴったりかもしれません。発売日は3月5日。もっと雰囲気を知りたい方は、Photokinaのときのデモ機ギャラリーをどうぞ。