BloombergとWall Street Journalが、相次ぎミニ iPhone のうわさを報じています。これまでストレージサイズや対応ネットワーク違い(Verizon版)のほかは、年に1モデルを貫いてきたアップル iPhone ですが、Bloomberg記事の「計画に詳しい筋によれば」、今度は従来の2/3サイズとなるミニモデルを開発中とのこと。いわゆる新興国向け製品となり、価格も200ドル程度になると報じられています。どんなiPhoneも実質無料になってしまう国にいるとあまり実感が湧きませんが、端末販売のインセンティブが乏しい(あるいは皆無な)諸外国ではお手頃スマートフォンへのニーズがあり、たとえばソニーエリクソン Xperia シリーズだと Xperia Neo が用意されるなど、多モデル展開はアップル以外ではよくある手です。

ミニiPhoneの仕様については不明ですが、とりあえず小型化に伴い3.5型のRatinaディスプレイは採用されないとの話。またこの記事では、同社がGSM版(AT&Tなど)とCDMA版(Verizon)を統合したデュアルモード版を開発しているという言及もあり、こちらはいかにもありそうな感じです。ただし、ついでにLTEも、という話はありません。

一方、2/3じゃなくて半分サイズになるんだ、と報じているのがWall Street Journalです。「関係筋によれば」ハーフサイズ iPhone は"N97"というコードネームで呼ばれており、やはり価格も半分程度になるもよう。プロトタイプはiPhone 4より「かなり軽い」うえ、エッジtoエッジのスクリーンを採用するということですので、性能はさておいてもデザイン的にこちらのほうが欲しいという方も多いかもしれません。また小型化に伴ってか、音声操作にも対応するとのこと。

そのほか、WSJの記事では、MobileMeの無料化とファイルストレージサービスの開始、そして何度目の噂かわからなくなってきた音楽ストリーミングサービスのローンチについても言及されています。サービス類の開始は「早ければ6月」ということなので、このiPhone mini(仮) や iPhone 5(仮)の援軍としてはぴったりです。

sourceBloomberg, WSJ