Googleの顔として知られるロケーション & ローカル担当VP Marissa Mayer氏が、音楽・映画・ビジネスなんでもありの大型イベント SXSW (South By Southwest)で講演を行いました。ふだんなかなか数字が出てこないGoogleマップの実態について、いろいろ面白い話が紹介されています。

まずモバイルGoogleマップのユーザ数は、現在1億5000万人。Googleマップ利用者の40%がモバイルからで、先のクリスマスと元旦でははじめてモバイルからの利用がPCを上回ったとのことです。また、Googleマップのナビ機能は年に累計で120億マイルをガイドしているとの話。つまり190億キロメートルくらい。直感的には理解できない規模の数字ですが、Mayer氏は今月に一部の国で追加されたばかりの渋滞回避機能を例に挙げて、渋滞回避によりユーザは年に2日ぶんの時間節約になっていると説明しています(月に4時間、一日12分 x 20日くらいの計算?)。

そんな感じですっかりインフラと化したGoogleマップについて、Googleは今後、天候や渋滞情報などリアルタイムな情報に合わせたコンテキストアウェアな展開を目指す予定。また、このごろはAndroid版ばかりがどんどん機能を拡充していますが、iPhone版についても「アップデート」を幅広いユーザに提供するつもりと予告しています。ちゃんとしたGoogle製アプリとして登場するのか(できるのか)、iOS 5の一部となるのか、なんにせよユーザにとってはアップルと仲違いせず新機能を提供して欲しいものです。