東芝から、想定外の機器に接続すると瞬時にデータを無効化するというハードディスクドライブが発表されました。東芝は高いセキュリティ基準が求められる業務用に電源断でデータを無効化するHDDをすでに製品化していますが、今回の新製品は新たに機器認証を加えたもの。HDDに記録されるデータは常時暗号化されており、外部機器と接続されるたびにHDD本体がチャレンジ・レスポンス方式で接続先を認証することで、未知の機器からアクセスされた場合は本体内の暗号鍵を消去してデータを読み出し不可能にする仕組みです。

ホスト機器からのコマンドではなくHDD本体が認証と無効化をおこなうためHDDの盗難にも対応でき、またデータ領域の上書きではなく鍵を消去することで瞬時に無効化できる点が特徴。東芝ではこの認証付き瞬間データ無効化技術搭載HDDを世界初としています。

サイズは一般的な2.5インチで、ラインナップは容量640GBの MK6461GSYG から160GBまで5モデル。暗号化は一般的なAES 256ビット。認証失敗で消去するモードのほか、従来モデルとおなじく電源断で自動無効化するモード、ホスト機器からの指示で無効化するモードも搭載します。また、自動で無効化するエリアと無効化せず暗号化状態で保存するエリアの設定も可能です。東芝は4月下旬からサンプル出荷を開始し、6月下旬から量産を開始する予定。企業でも業務でもないのに欲しくなってしまったかたはその前にいろいろとやることや考え直すことがあると思います。