マイクロソフトが開発者向けイベント MIX11 で Kinectの公式SDK、Kinect for Windows SDK の詳細を発表しました。気付けば MIX11 の基調講演で Windows Phone に次ぐ大きな扱いとなっていた Kinect for Windows SDK は、2月にMicrosoft Blogで予告されていたもの。今回、主な機能として以下の点が挙げられています。
  • 強固な骨格トラッキング:Kinectの視界内にいる一人、または二人の移動を認識。
  • 先進的な音声処理能力:アコースティックノイズとエコーのキャンセリング機能により高音質化。どこから音声が聞こえているのか発見する機能や、音声認識APIも搭載。
  • XYZカメラ:ストリームアクセスが可能なカメラと、物体までの距離を測れる深度センサの組み合わせ。
あわせて、SDKを利用したマイクロソフト公式のKinect活用例もいくつか披露されました。続きに掲載した動画は、同社自慢の天体観測アプリ WorldWide Telescope を Kinect で操作する様子。各種Kinectハックに慣れた方々にとっては驚くようなものではないかもしれませんが、Visual Studioと組み合わせれば、たとえば手を動かした軌道を線で描くというような単純なプログラムがほんの数分で完成させられると、同社は説明しています。対応言語はVisual Studioに準じてVisual Basic、C#、C++。SDKは非商用で、ベータ版が今春の公開予定。商用SDKも追って発表になる見込みです。