マイクロソフトが開発者向けイベント MIX11 で、次期 Windows Phone の詳細を明らかにしました。コードネーム "Mango" 、あるいは正式名こそ発表されていないもののなんとなく「Windows Phone 7.5」などと呼ばれている次期 Windows Phone は、今年後半のリリースが予定されているメジャーアップデート。すでに発売されているWindows Phone 7端末も対応する予定です。主な変更点は以下のとおり:
  • アプリのマルチタスク対応:バックグラウンド動作、バックグラウンドでの音声再生やファイル転送、高速アプリ切り替え。
  • プラットフォームとの、より深い統合性:Liveタイルの利用など。
  • カメラやモーションセンサなどへのアクセス:ハードウェアを生かしたアプリ開発、ARアプリなど。
新しく加わるAPIは1500以上。スクロールやタッチ処理の改善、ガベージコレクション、メモリの最適化などにより、既存アプリもそのままで高速になると謳われています。開発者には、次期Windows Phone用アプリを開発できるWindows Phone Developer Toolsが5月に提供される予定。パフォーマンス計測、センサのシミュレーションなど、開発ツール自身も機能が向上しています。

また、プラットフォームの整備だけではなく、アプリ面での拡充も発表されています。MSが次期Windows Phoneで利用できるアプリとして具体的に名前を挙げたのは、おなじみSkype(秋リリース)、音楽ストリーミングのSpotify、ARアプリ Layer、バーコード認識ができるAmazonなど。ノキアも仲間に加え、反転攻勢を目指す構えです。

最後に、日本市場ではなにより重要なこととして、日本語を含む16言語のサポートも発表されています。お店でWindows Mobile端末を見かけることも少なくなった今日このごろですが、MSが日本市場のことを忘れていなければ(あるいは日本市場がWindows Phoneのことを忘れていなければ)、年内にも日本でWindows Phoneを手に入れられるかもしれません。続きに次期 Windows Phone の長時間動画を掲載しています。