アマゾンが独自の汎用タブレットを準備している説について。Amazon のベゾス CEOが Consumer Reports のインタビューに答えています。最近にわかに具体的になってきた Amazon タブレットのうわさは、アマゾンが読書特化の Kindle とは別のタブレットを開発している (らしい)、メーカーはサムスン、中身は Androidを採用、アマゾンの Android Appstore や Amazon MP3、Kindle電子本、Video On Demand など独自サービスに特化することで価格的にもインパクトがある (に違いない) といった内容でした。

このうわさについて問われた Bezos 氏の回答は:「ご注目ください」( " stay tuned. ") 。未発表製品については話せないとしつつ、「もし仮に」そうした製品が登場するならば、読書用の Kindle を置き換えるのではなく補完するものになるだろう、アマゾンは今後も常に専用の読書デバイスへの需要を認識している、と語っています。

そのほかの発言は、
・ iPadなどの汎用タブレットで電子書籍を読むことが一般化しているのは、 Kindleの存在意義を危うくするものではない。
・カラー電子ペーパーについては、「主流になるにはまだ早い。色がとても薄い」。しかし「今後も改善されてゆく」。そして「低消費電力の、反射型カラーディスプレイができればとてもいい。すばらしい製品が作れるだろう」。

またアマゾンが発売した低価格な「スペシャルオファー」広告つき Kindle については、
・多目的であったり、eコマースが読書を妨げるような新製品への布石ではない。
・広告を挿入するにあたっては、読書の邪魔にならないように明確な線を引いた。
・「スペシャルオファー」の表示をスクリーンセーバーとホーム画面下部のバナーに制限している理由は、読書の邪魔をしないことのほか、邪魔な場所に表示すると、ユーザーが広告を無視する癖をつけてしまい結果的に価値が下がってしまうため。


というわけで、アマゾンタブレットは否定も肯定もされなかったものの今後も注目には値する、といって読書用のE Ink Kindle がなくなってしまう心配はない、と考えてよいようです。なお、台湾のIT製造業界紙 DigiTimes によれば、アマゾン製タブレットは視野角の広い FFS 液晶を採用し Quantaが製造、ピーク月産70万から80万台で今年後半に出荷らしい、というサプライヤ筋のうわさ話もあります。