形状はおなじでも中身はよく変わっているプレイステーション3にまた新モデルが加わります。型番はCECH-3000B。従来のCECH-2500とおなじ薄型PS3筐体のまま内部的に設計の合理化を進め、重さが400gほど軽い約2.6kgに、消費電力が30W低い約200Wになりました。

一方で後退した機能としては、BD映画などAACS保護コンテンツのアナログHD出力が無効になりました。従来はD端子やコンポーネントビデオ接続でもHD出力が可能でしたが、3000シリーズではSD解像度での出力に制限されるようになります。

これはDRM規格のひとつAACSの規定によるもので、2011年から2013年末までに発売される機器ではアナログ出力をSDに制限し、2014年以降の機器では出力不可能と、段階的にアナログを塞いでゆく " Analog Sunset " 方針に従った仕様です。趣旨はBDなどの保護コンテンツを当初はアナログ機器ユーザーにも受け入れられるようにしつつ、デジタル接続機器の普及にあわせて、より制限が強固なデジタル出力のみに移行させること。

主にBD映画などをアナログ経由でコピーさせないことを主目的としているため、たとえばゲームなどAACSがかかっていない映像ソースの場合は対象になりません。CECH-3000シリーズの出荷は6月より順次。すでに市場にある2500シリーズはこの制限がかかっていません。