Microsoft's NUAds interactive advertising to harness powers of Kinect, 'change television as we know it'

マイクロソフトが、Kinect を使った新しいインタラクティブ広告 " NUAds " を公開しました。Xbox 360 の周辺機器として登場した Kinect センサーはコントローラを使わないモーション操作ゲームで人気ですが、ゲーム以外にも顔認識を使った自動ログインや4つの内蔵マイクによる高精度な音声認識、手を振るジェスチャ入力など、いわゆる NUI (ナチュラルユーザーインターフェース) の方面でさまざまな応用が進んでいる製品です。

というわけで Microsoft Advertising がカンヌ国際広告祭で発表した NUAds は、テレビなど大画面のコマーシャル映像と Kinect の NUI 技術を組み合わせた提案。具体的なシナリオとしては:
  1. ソーシャルメディアの統合。CMとTwitter などの組み合わせ。コマーシャルを見ているとき、" Xbox Tweet " と言えばその映像について Tweet できる。
  2. もっと詳しく (Request for Information, RFI)。" Xbox More " といえば追加情報を得られる。たとえば携帯にクーポンをメールなど。
  3. お近くのxxで。" Xbox, Near me " でコマーシャル製品のローカル情報へ。自動車の広告なら近所のディーラー情報を携帯に送るなど。
  4. 予定の追加。新番組やイベントの広告などで、" Xbox Schedule " といえばカレンダーにリマインダを追加。あるいは録画予約 etc。
  5. 投票。画面を指して直接選ぶ。例では映画のコマーシャルで、一番好きなキャラクターは?を四分割で選択。ほかの視聴者の投票結果も表示。
投票の例やアクションの確認などで手を動かす操作も使われているものの、主にヘッドセットが要らない Kinect の高精度な音声認識を利用したものになっています。デモは Twitter が組み込まれた Xbox LIVEでの広告ですが、技術としてはXbox 360だけではなくテレビ広告全般での応用が可能。(マイクロソフトは Xbox 360 を使った IPテレビ放送サービスも各国で開始しています)。リンク先の Microsoft Advertising では20年前の Windows 3.0から遡って「これまでのテレビを永遠に変える!」と鼻息の荒い解説あり。マイクロソフトは直接触れていないものの、Kinect は Xbox 360の顔認識ログインに使われているように、技術的にはテレビの前にいる視聴者の人数や姿勢、あるいは表情なども取得可能。本物の視聴率だけでなく、振り向かせ率や平均乗り出し角度まで算出できそうです。