賛否両論となったアップルの最新作 Final Cut Pro X について、同社は公式サイトを更新し「プロのビデオエディターの方々からのよくある質問にお答えします」ページを公開しました(現時点では英語のみ)。「Final Cut Pro X はノンリニアビデオ編集のブレークスルーです」という先制パンチから始まるこのページで主に語られているのは、先日のNew York Times記事と同様、なんでXになってアレができなくなっちゃったの、に対する回答文。たとえば「Final Cut Pro 7のプロジェクトはインポートできる?」に対しては、新機能などデザイン変更が多すぎて無理、でもFinal Cut Pro 7はOS X Lionでも使えるよ、といった具合。「エクスポート設定をカスタマイズできる?」に対する。「はい。Mac App Storeで49.99ドルのCompressor 4を購入すれば様々なエクスポート設定を作成することができます」など、いつもどおりのアップル節を堪能することができます。

一方、マルチカメラ編集は、以前の情報どおり「次のメジャーリリース」で対応予定。オーディオクリップをメタデータタグで分類し、エクスポートする機能は「今夏のアップデート」で実現するとのこと。また、XMLエクスポートも実装の予定で、XMLまわりのAPI公開により、サードパーティツールによるOMF / AAF / EDLといった形式のサポートも可能になるだろうとの説明です。あわせて、Final Cut Pro X / Motion 5 / Compressor 4 のボリュームライセンスも商用・教育用とも「間もなく」提供の予定。こちらはアップルオンラインストアのあつかいとなり、20本以上の購入で Mac App Store で使える払い戻しコードが貰えるという流れです。なんにせよ、Final Cut Pro X へのアップグレードをご検討の方は、リンク先へどうぞ。

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