栄華を誇った BlackBerry が昨今になって苦戦している背景に、アプリ不足があることは否めないでしょう。RIM は App World というアプリストアを展開していますが、アップル App Store や Google Android マーケットほど開発者の関心を集められていません。ではどうするか。BlackBerry で Android アプリを動かせるようにすればいいというのが、RIM の回答のようです。Bloomberg の記事によれば、来年登場の BlackBerry では Android アプリを動かせるという証言が、三名の関係者から得られたとのこと。RIM は次期 OS として買収した QNX ベースのものを採用する計画で、この新 OS に Android アプリとの互換機能を持たせるという仕組みになります。

RIM ウォッチャーの方はご存知のとおり、同社のタブレット PlayBook はすでに件の QNX ベースで、Android アプリを動作させるための「Android Player」が(今夏という当初の計画から遅れて)年内にも提供される予定です。とすれば PlayBook に続いて BlackBerry も新しい OS を備え、Android 互換によりアプリを拡充するという流れは、まあ驚くようなことではありません。記事によれば、QNX ベースの BlackBerry は来年早々にも登場し、PlayBook とは異なってはじめから Android アプリとの互換性を持つとの話。BlackBerry の端末とサービスに Android アプリの互換性という組み合わせに価値を見出してもらえるか、それならはじめから Android でいいじゃんと思われるか、難しい状況ではありますが、いずれにせよ RIM に反撃の一手が必要なことは確かです。