うわさ、憶測、「リークとされるもの」がありすぎて、そろそろ「まだ出てないんだっけ」という感じになってきたニコンのミラーレス一眼について。日本経済新聞が今朝の朝刊で、同社がミラーレス機構を採用した小型のレンズ交換式デジカメを年内にも投入すると報じています。価格は「競合他社と同程度」の7-10万円とのこと。関係者筋情報というわけでも、公式発表というわけでもない、日経新聞らしい断定調の書きぶりです。ニコンは即座に「本日一部報道機関より、当社映像製品に関する記事が掲載されましたが、当社が発表したものではありません」と否定。ここまでテンプレという感じです。

ニコンの木村社長は昨年、インタビューで「いわゆるミラーレスになる可能性がある」新型一眼の開発を進めていることを認めており、それを示すような証拠とされるものもあちこちで話題になっています。たとえば上の写真は、件のミラーレス機のマウント部とされるものです。ただ各社から参入の相次いだミラーレス市場は早くも価格競争が進んでおり、一眼分野で多大な資産(と顧客)を持つニコン(とキヤノン)にとってはノコノコと類似製品を投入するわけにはいかないのも確かです。これまでのビジネスを守りつつ、新しいビジネスにも足を踏み入れる、両方やらなくちゃいけないってのが大手のつらいところですが、ニコンの覚悟はいかがでしょうか。