インテルの協力を得て独自の薄型ゲーミングノート Razer Blade を開発するなどもはやゲーム周辺機器メーカーを超えつつある Razer が、東京ゲームショウ 2011 で「究極のXbox 360アーケードスティック」開発計画を発表しました。従来の Razer 製品は各国で活躍するプロゲーマーから意見を取り入れてきましたが、今回はそうして開発されたプロトタイプ 200台以上を一般公募のベータテスターに配布し、さらに幅広いユーザー層からフィードバックを得て最終製品を完成させるプロジェクトです。海外のゲームイベントではなくTGSを発表の場に選んだのは、格闘ゲームの本家としてのリスペクトを表すため (Razer)。

TGSの Razer ブースにはすでにプロトタイプが数台展示されており、フォーマットとしては他社のアーケードスティックと変わるところはありません。大きく安定したボックス筐体に2 x 4ボタン配列、スティックの操作を方向キーと左右アナログで切り替えるスイッチ、連射設定スイッチなど。右側面にも2ボタンを配置します。対応機器はXbox 360とPCになる予定。

まだ名称も決まっていない「究極アーケードスティック」(仮)の最大の特徴は、プレーヤーに幅広いカスタマイズを許すこと。上の写真も内部構成を示すための特別な分解モデルではなく、そもそも容易に筐体を開いて作業用に固定できるよう設計されています。ボタンやレバーの各スイッチは好みの業務用パーツと交換できるほか、内部にはボタンを収めるコンパートメントやケーブル収納があり、さらにカスタマイズ用のツールも内部に収納できます。

リンク先の公式ページでは、今回のコミュニティベータテストへの参加者を募集しています。参加資格はアーケードスティックのユーザーであること以外特になし。プロゲーマー級の腕前でなくとも、ゲームファンや改造に詳しい Modder でも参加が可能です。またベータテスターの推薦 (というより「お友達に知らせる」)や、アーケードスティック製品へのアイデアも募集中。アーケードスティックにはひと言あるというかたは覗いてみましょう。なお、TGSのフロアで製品マネージャに「持ち運びしやすいようレバーの軸も外して内部に収納できるようにして」とお願いした答えは「検討します」。