スタイル一新に伴う機能削減と互換性低下で主にプロ層からの批判を招いたアップル Final Cut Pro X が、はじめてバージョンアップしました。新バージョンは10.0.1。「今夏のアップデート」約束を、なんとか秋の到来をまえに果たしたことになります。新機能はトラック管理を簡便にするメディアステム書き出し、他アプリとの連携を強化する「リッチなXML」対応、共有ファイルシステム Xsan 対応、"Lion"でのフルスクリーンビュー対応、GPU対応強化、Camera Import SDKの公開など。さらに2012年春に登場予定の機能としてマルチカム編集と、放送クオリティのビデオモニタリングも約束しています。

同社のアプリケーションマーケティング担当シニアディレクター Richard Townhill 氏が語ったところによれば「我々にはかなり声の大きな顧客がおり、彼らはなにが見当たらなかったと考えているかを我々に伝えてくれた」。そして10.0.1がその回答だといのこと。「我々はモダンなアーキテクチャを作り上げた。これは今後10年の礎となる」と、その未来を力強くアピールしています。

また、もしかするとバージョンアップより大きな話題として、アップルは件の Final Cut Pro X の30日間無料トライアルを開始しています。ダウンロードするには名前とメールアドレスを登録するだけ。利用にはOS X 10.6.8以降、Intel Core 2 Duo以上、2GBメモリ、OpenCL 対応のグラフィックカードまたは Intel HD Graphics 3000 以降を搭載したMacが必要です。百聞は一見にしかず、興味のある方はとりあえずどうぞ。

Ars Technica
sourceアップデート内容, フリートライアル登録フォーム