CEATEC JAPAN 2011のドコモブースでは、「未来へのチャレンジ」と題して多数の技術デモを公開しています。比較的一般受けが良かったデモのひとつは、携帯電話などのバッテリーを高速充電する「超速充電バッテリ」(「ちょうはや」充電と読む)。負極材にチタン酸Li を採用するなどの改良で大電流充電に対応させた電池を用いることで、通常の1/10 〜 1/15 にあたる10分程度で充電が完了します。

実演されていたのは、MEDIAS に装着するジャケット型の外付けバッテリーを5Aの電流で充電するデモ。比較に並べられた通常の内蔵電池充電では0.5A程度のため、10倍近い速度で充電されてゆく様子がインジケータを通じて「ご体験」できます。ドコモでは将来的にコンビニなどの店舗に急速充電器が用意されるようになれば、使い方しだいで電力消費の激しいスマートフォンが出先でバッテリー切れになっても、短時間で外付けなり内蔵バッテリーを満充電できる、との未来像を提案しています。

リンク先ドコモのCEATEC特設サイトでは、「ナビゲートガールズ」のお姉さま方がたおやかな笑みを絶やさず説明してくれる動画あり。特に触れられていない技術的な詳細を挙げれば、急速充電に対応する電池はエネルギー密度が内蔵のものより低い(サイズが大きくなる or バッテリー駆動時間が短くなる)こと。また充電器もコネクタも大電流用が必要になること。現時点で単純に内蔵を置き換えるわけにゆかないのはこういった理由です。デモに使われたジャケットの様子は下のギャラリーと、続きの動画 with Engadget 本家のZach 英語解説をどうぞ。