歴史的発表はまだ先のはずですが、それはそれとしてキヤノンが強力なデジタル一眼機 EOS-1D X を発表しました。文句のないフラッグシップ機で、EOS-1Ds Mark III と EOS-1D Mark IV を置き換える位置付けですが、非線形的に成長した型番から読み取れるとおり各所でパワーアップが施されています。

まず、センサーは1810万画素のフルサイズCMOS。画素数を抑えて、高画質をアピールしています。画像処理エンジンには従来の DIGIC 4 より17倍高速なデュアル DIGIC 5+ を備え、さらに距離測定とAF処理に DIGIC 4 も搭載する 3エンジン構成です。これにより高速撮影が可能になり、JPEG では 14fps、RAW で 12fps まで対応。オートフォーカスは61点、6モードを搭載します。感度は常用で ISO 100 から ISO 51200まで、拡張により ISO 50 および ISO 204800 での撮影も可能。10万画素の RGB 測光センサーにより AE/AF も進化しています。

一方、動画撮影はフルHD(1920x1080/24p,25p,30p)に対応し、720pであれば50p,60p撮影も可能。動画のファイルサイズ 4GB 制限を回避するため、4GB を超えた場合はフレームを落とすことなく自動で複数ファイルに分割します。30分制限は変わらず。

背面液晶は3.2インチ、104万ドット。視野率約100%のインテリジェントビューファインダーも備えます。そのほかもデュアルCFスロット、ファイル転送に利用できるギガビットEthernet、新世代センサークリーニング機能 Ultrasonic Wave Motion Cleaning、より軽く堅牢になった新シャッター、防塵・防滴ボディなど盛り沢山。802.11n WiFi / Bluetooth 転送に対応したワイヤレストランスミッター WFT-E6Bや、電子コンパスを備えた GPS レシーバー GP-E1といったアクセサリも用意されます。

重さは未定。発売は2012年3月下旬の予定で、価格はボディ単体で65万円くらい。WFT-E6B は同じく3月発売予定で 5万7000円くらい、GP-E1 は遅れて4月の発売予定で2万4000円くらいです。