マイクロソフトが一般企業を対象とした商用の Kinect for Windows プログラムを2012年早期に開始することを明らかにしました。約一年前に Xbox 360用の周辺機器として登場した Kinect は、カメラと奥行きセンサー、4つのマイクを組み合わせた複合センサー製品。ボタンやキーボードを介さず自然な動作でコンピュータとやりとりする NUI (ナチュラルユーザーインターフェース) 用の機器としては破格に入手しやすく性能も高いことから、ゲーム以外に応用するいわゆる Kinect Hack が多数制作されてきました。

マイクロソフトも Kinect のゲーム以外への応用を公式に推進すべく今年6月にはホビーユーザーや教育・研究者向けの非商用 SDK をリリースし、商用版も追って提供予定としていましたが、今回改めて2012年早期という時期が示されたことになります。リンク先の The Official Microsoft Blog によれば、正式リリース前のパイロットプログラムに申し込んだ企業は世界20か国以上・25の業種から200社以上。来年開始される商用プログラムではパイロットプログラムの結果を踏まえて、Kinect を製品やサービスに組み込みたい開発者向けにさまざまなツールや API が提供される予定。Kinect の登場に触発されてさまざまな分野で新規なアイデアが生まれ実装されてゆくことをマイクロソフトは " Kinect Effect " と呼び、同名のプロモ動画を公開しています(続きに掲載)。