NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが、日本におけるモバイル非接触ICサービスのさらなる拡大に向け、「モバイル非接触ICサービス普及協議会」の設立に合意しました。ご存知のとおり、いわゆる「おサイフ」をはじめとするモバイル非接触ICサービスは、もはやまったく新しくものではありません。それでも今になってこのような協議の場を設けることになった背景には、普及のきざしが見られる NFC の存在があります。特に GoogleNexus SGalaxy Nexus で NFC を搭載して以降、Google Wallet やら Android Beam やら NFC 関連機能を次々と発表中。Android スマートフォンに多くを頼る国内キャリアも、NFC はそろそろ避けては通れない話題となってきました。

協議会が活動内容として発表しているのは以下の2点。
  1. お客様が、国内外のサービス規格の違いを意識することなく、モバイル非接触ICサービスを国内外で利用できる環境の整備運用
  2. 国内通信事業者のモバイル非接触ICサービスの共通仕様策定、および運用の統一化を行い、サービス提供者などが低コスト、且つ迅速にサービス提供できる環境を構築
世界標準にうまく合わせられるよう期待したいものですが、NFC への移行が滞りなく進めば、国産スマートフォンメーカーはおサイフという強みを失い、さらに厳しい戦いとなりそうです。ちなみに上の写真は、ソニーが先ごろ発表した Felica 対応 NFC チップ。NFC と FeliCa の関係についても、同じ記事でまとめています。