Google と MIT が、ビジュアルプログラミング環境 App Inventor をフリーソフトウェアとして公開しました。 2010年の夏に Google Labs から発表された App Inventor は、プログラミング言語を知らなくても「ブロック」を並べて Android アプリが組めるサービス。「ブロック」にはアニメーション表示や入力受け付け、条件分岐、外部サイトへのアクセスや各種センサー入力といった機能が割り当てられており、ドラッグ&ドロップで配置すればAndroid端末で動くローカルアプリを作成できる簡単アプリ作成&学習ツールでした。

しかし実験プロジェクトを数撃っていた Google Labs 自体が例の巨大な鎌あるいは鉈のようなものを用いたGoogle流「大掃除」で消滅してしまったため、App Inventor も2011年末をもって Googleでの運用を停止し、MIT の Center for Mobile Learning が引きとって継続することになりました。ここまでが去年の話。

今回のフリーソフトウェア / オープンソースリリースは、MIT主導で改めて展開してゆくための準備にあたります。ライセンスは Apache 2.0。ただし今のところはとりあえず出した段階でドキュメントのたぐいもほとんどなく、コントリビューションも受け付けていません。MITは順調にゆけば今年の4月にも、独自サーバ上で一般向け&教育向けに 新生 App Inventor を開始する予定。ちょっと遊んでみたい、うちの授業に組み込みたいというかたは近日中のアナウンスを待ちましょう。続きは一昨年の Google Labs 版プロモ動画。