猫型ロボット風ハンド Jamming Gripper がパワーアップして帰ってきました。コーネル大の研究者が開発した Jamming Gripper は、指がないのに何でも掴めるユニバーサルロボットハンド。軟らかいゴム風船にコーヒー豆のような粉流体を詰めてエアポンプをつないだ構造で、持ち上げる対象に押しつけて包むように変形したあと、空気を抜けば中身が詰まって(ジャミングして) がっちり掴めるという原理です。詳しい動作の仕組みについては過去記事かリンク先をご参照ください。

前回の演舞では生卵をつかむ、水をコップにそそぐといった程度の能力でしたが、今回はポンプから逆に空気を送り込むことで、素早く手を離して物を投げることができるようになりました。動画で実演しているのはミニチュアバスケットボールのシュート、ボウリングっぽい何か、ダーツなど。特に正確無比にブルに投げ込む姿は妙味を感じるところ。また、ボルトとバネをつまみあげて箱に投げこむ仕分けなんかもできるようになりました。まだまだ22世紀の技術水準には達していませんが、柔らかい物もいけるならどら焼き摂取マニピュレーターくらいは実現できそうです。

とりあえずはダーツでパーフェクトゲームを達成するくらいのバージョンアップを期待してもよさそうな動画は続きをどうぞ。進化を確認する意味で前回のデモ動画と、想定しうる理想形の1つもあわせて掲載しておきます。


(現在)


(1年前)


(理想)

※テレビ放送では世界初とされるパーフェクトゲーム(9darts Game)