アップル、ゴリラガラスの Corning を例に雇用問題へ回答

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2012年03月5日, 午後 03:00 in apple
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調子が良いと叩かれるのは世の常であり、アップルといえども例外ではありません。自社工場を持たない典型的なファブレス企業である同社は、大くの製品を米国外で製造することで知られていますが、このビジネスモデルが今になって、米国に雇用を生み出していないと批判を集めています。年初からこの問題を継続的に取り上げている代表が New York Times 紙。ただ「国外に仕事を移しやがって」というだけではなく、iPhone の製造受託などで知られる Foxconn が労働環境面を問題視されている事情もあって、議論がややこしくなっています。

ちなみにアップルのティム・クック CEO は、まさにこの製造効率化で評価を上げてきた人物です。片や日本では自社工場を保有するいわゆる「大手メーカー」が経営に苦しんでいることを考えると、好調なアップルとそれにまつわる批判にはなんとも皮肉なところがあります。

もっとも、アップルも黙ってはいません。同社は特設ページを設け、同社が米国全50州で51万4000人の雇用を生んでいるとアピールしています。4万 7000人のアップル従業員はもちろん、製造開発から技術研究、アップルストアなどでの販売員、カスタマーサポート、輸送まで、アップルと関係する雇用が 30万4000人。残る21万人が iOS による「アプリ経済」で生まれた米国の雇用というわけです。

見逃せないのは、この特設ページのなかで(FedEx と UPS を除けば)唯一、具体的なアップルの取引先企業名として Corning の名前が挙げられていることです。いわく「iPhone 用ガラスの大半を製造しているケンタッキーとニューヨークの Corning 従業員」とのこと。Corning は化学強化ガラス「ゴリラガラス」で著名であり、アップル iPhone 4 / iPhone 4S で採用されている「化学的に強化されたガラス」も同社製であろうとは散々言われてきましたが、このタイミングでアップル自身が認めたことになります。

ちなみに Corning は年初にゴリラガラス 2 を発表済です。叩き落としても壊れない iPad 3iPhone 5 の登場が待たれます。

 

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