Android版の Google 日本語入力 ベータがバージョン1.5.1にアップデートしました。主な変更点は:

・辞書の更新
・よみがなの最後で濁点や小文字化省略の同一視変換
・画面が狭い場合の全画面表示
・キャリア特有絵文字の入力
・入力欄に応じた文字種の自動切替

など。特に濁点や小文字化を省略しても同一視して変換候補を示してくれるのは、打鍵数を減らせるためモバイルでは嬉しい機能。たとえば「とうきよ」で「東京」が候補に含まれるようになります。

ですが、「よみがなの最後の一文字」でしか有効ではないらしく、たとえば「現場」を出したい場合、「けんは」と入力しても、候補に「研は」「拳覇」などは無数に表示されるものの、「現場」は現れません。(また、なぜか「んは」と頭をちゃんと濁点付きにしても「現場」は候補に現れない。てにをは?)。同様に、銀座を出したいときは「きんさ」としてしまうとアウト。「ぎんさ」なら可。

画面(テキストエリア)が狭い場合の全画面表示は、オプションから有効・無効を選べます。また絵文字が使えない入力エリアには「この入力先には絵文字を入力できません」と表示されてパネルが無効になったり、パスワード入力欄では文字種が英数字に変わるなど、ベータだからまあ仕方ないと思われてきた細かな点が着々と改善されています。キートップの画像リソースも新しくなり、解像度の高いデバイスで間延びしていた表示がきれいになりました。

Androidプラットフォームの要件は2.1以上。リンク先の Google Play から無料でインストールまたはアップデートできます。続きは公式のアップデート内容と、他社製入力ソフトウェアとの比較写真。

- 辞書を更新しました。
- よみがなの一番最後の濁点を省略したり小文字にしていなくても、変換候補が表示されるようになりました(ケータイ配列のみ)。
-- 例: "とうきよ" "東京"
- 画面が狭い場合に全画面表示するようにしました。
-- この動作は設定で変更可能です。
- 絵文字入力画面にて、各キャリア特有の絵文字を入力できるようになりました。
- 絵文字が使えない入力欄では、絵文字タブに注意が表示されるようになりました。
- 入力欄の種類に応じて、キーボードを切り替えるようにしました。
-- 例: パスワード入力欄では英字入力に切り替わります。
- キーボードの文字やアイコンがさらに綺麗に表示されるようになりました。

蛇足。他社製端末のOSデフォルト日本語入力と、Android 版 Google日本語入力 の比較。「ぎんざ」のために「ぎんさ」の4ストロークで済むようになったのは前進ですが、「きんさ」の3ストロークで僅差も銀座も欣佐も表示されるにこしたことはありません。

濁点や小文字の同一視は他社のAndroid用日本語入力辞書では実現しているものもあり、Googleではパテントかなにかの都合で今後もできないのか、設計思想に基づく判断として敢えて外しているのか気になるところです。


右の Androidで「肝破裂」が並んでいるのは日本語入力ソフトではなく、Google検索窓のサジェスト機能。がんばれ!