楽天の電子ブックリーダー kobo Touch 正式発表、7980円

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2012年07月2日, 午後 08:00 in ebook
0シェア
FacebookTwitter
予告どおり楽天の電子書籍リーダー kobo Touch が正式に発表されました。楽天がカナダ Kobo 社を買収したのは昨年11月の話。半年強をかけて、ついに日本参入ということになります。ディスプレイサイズは Kindle と同じ 6 インチで、これまた Kindle と同じモノクロ電子ペーパー E-Ink Pearl を採用しています。名前どおり、電源ボタンとホームボタン以外の操作はタッチ式です。

内蔵メモリは 2GB、使用可能領域は半分の1GB。802.11b/g/n WiFi を標準で備え、単体で書籍を購入できます。対応フォーマットは EPUB / PDF。転送・充電用に microUSB 端子も備えます。連続駆動時間は約一月。重さは新 Kindle よりは重いけれど、Kindle Touch よりは軽い 185g。メモ、辞書機能などを備えますが「発売時に搭載されない機能は順次ファームウェアアップデートで搭載される予定です」という不穏な但し書きもあります。

発売は7月19日。楽天のほか、量販店などでも販売されます。カラーはブルー、シルバー、ライラック、ブラックの4色展開。そして問題の価格は7980円。米国では標準で130ドル、広告付きモデルで100ドルという価格設定だったことを考えると、かなり戦略的なお値段で、2万円前後だったこれまでの電子書籍専用端末の立場がありません。楽天の会員レベルに応じて最大で3000ポイントがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。

他方、気になるのはコンテンツの充実度合です。世界240万冊、うち100万冊が無料タイトル、日本語は3万タイトル、お試し版がプリインストール、といった言葉は並んでいるものの、具体的にどの出版社のどの作品が読めるのかははっきりしていません。まあ海外で実績のある英語タイトルは揃っているはずなので、企業の経営方針に従って、ひとまずは英語書籍に専念するのも一興かもしれません。ちなみに Raboo の今後が心配で夜も眠れなかったという人向けに付け加えると、あちらは kobo に統合される予定とのこと。

というわけで、そろそろ Kindle 日本版の正式発表も聞きたいところ。楽天対アマゾンという EC 頂上決戦が電子書籍分野でも見られそうです。なお、東京国際ブックフェアの母屋を取りそうな勢いの国際電子出版 EXPO は7月4日(水)から、東京ビックサイトで開催です。

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

 

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: ebook, ebooks, kobo, kobo touch, KoboTouch, rakuten, rakuten kobo, RakutenKobo
0シェア
FacebookTwitter