Raspberry Pi production ramped up to 4,000 per day, 5MP camera module on its way (video)

英国発のシングルボードコンピュータ Raspberry Pi が、需要に応えて一日4000台の生産体制に入ったことを明らかにしました。また一人につき1台までだった購入制限も解除され、ようやく本来の教育用途に多数の注文ができるようになります。

Raspberry Pi はコンピュータサイエンス教育の振興を目的とする英国の公益団体Raspberry Pi ファウンデーションが、ケンブリッジ大やBroadcomなどの協力を受けて開発したシングルボードコンピュータ。クレジットカードサイズの基板に700MHz駆動のARM系シングルCPUコアのSoCを載せたシンプルな構成ながら、HDMI やアナログビデオ出力、USB 2.0 x2、SDスロット、イーサネットなど豊富なインターフェース類と、構成により3000円前後の価格が特徴です。


Raspberry Pi ファウンデーションはまた、基板上のピンに直接取り付ける500万画素カメラモジュールの提供予定も発表しています。こちらは一枚20米ドルから25ドル程度で、今後三か月のうちにも販売予定。

ケンブリッジ大で15日に開催されたイベント Raspberry Jam では開発者QAや各種デモのほか、マンチェスター大からはモーターやセンサーを接続できる教育向けインターフェースボード Pi Face プロジェクト、ロンドン動物園からはRaspberry Pi を使ったネットワークカメラで野生動物を観察する EyesPi プロジェクトなどさまざまな取り組みが発表されています。少なくとも地元英国では、本来の教育向けもそれ以外の応用も盛り上がりを見せているようです。

Raspberry Pi は国内でも、ライセンス生産・販売業者の公式ストア RSオンラインなどで販売中。