ソニーのゲーム部門でPC向けの多人数オンラインゲームを手がけるSony Online Entertainment (SOE)が、ウェブカメラを使ってプレーヤーの表情をゲームキャラクターにリアルタイム反映する技術 SOEmote を導入しました。SOEの看板ファンタジーRPGゲーム Everquest II (EQ2) では本日から、人間やエルフやトロル、両生類や爬虫類型ヒューマノイド種族まで、プレーヤーの表情そのままに喋らせたり顔芸ができるようになります。




SOEmote (えすおーいーもーと)は今年6月のE3で先行デモされていた技術。通常の2Dウェブカメラを使い、プレーヤーの顔から64個の特徴点を抽出してゲームサーバに送りキャラクタの頭部モデルに反映させます。動かせるのは目玉や口、眉(に相当する部分)、さらに首の動きなど。On/Offだけの「口パク」ではなく、かなり細かい表情まで伝えられるのが見物です。

また音声もマスクをかけられるため、いかにも異種族的な低音やコミカルな高音でなりきり演技が可能です。SOEの表現は「ロールプレイングゲームにロールプレイを取り戻す」。デモの様子は下に掲載した動画をどうぞ。エバークエスト2は昨年から基本無料ゲームになっており、SOEmote にも追加料金はかかりません。




必要な環境はウェブカメラが最低 320 x 240 @ 15 fps。ただし正しいキャプチャに必要な明るさなど条件はカメラによって異なるため、SOE では Logitech / ロジクールのフルHD対応ウェブカメラ C920 (カール・ツァイス ガラスレンズ採用、300万画素、オンボード H.264エンコード) を「BEST!」、200万画素で1280 x 720 @ 30fps の C525 を「BETTER!」と推奨しています。