オープンゲーム機 OUYAは計859万ドルを調達、一般予約の受付を開始

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2012年08月10日, 午後 01:57 in Gaikai
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クラウド出資サイト Kickstarter で商品化資金を募っていたオープンゲーム機 OUYA が、当初目標額の9倍に上る計859万ドルを獲得して調達フェイズを終えました。同時に来年春の発売に向けて、一般からの予約受付を開始しています。製品版の価格は本体1台と無線コントローラひとつで99ドル。コントローラふたつなら129ドル、4つ付属なら189ドル(本体1台につき4コントローラまで対応)。送料は米国内向けが+10ドル、海外発送なら+20ドル (119 ~ 209ドル)。



OUYA はテレビとコントローラで遊ぶ伝統的なゲームの復権を目指して開発された新しいタイプの据え置きゲーム機。モバイル端末と同じ Tegra 3 プロセッサにAndroid 4.0 ベースのソフトウェアを採用して価格を抑えつつ、本体とUIには著名デザイナーの Yves Behar を起用しています。

またプラットフォームとしてはSDK無料・参入自由。すべてのOUYA本体が開発機になり、オンラインゲームストアの売上分配は開発者7:運営3、無料ゲームも制限しないなど、小規模なインディーズ開発者でも低リスクでゲームを製作しやすい「オープン」さがビジネス上の戦略です。


Kickstarter では募集開始から約12時間で調達目標を達成し、初日で約2.5倍に達するなど絶大な人気が話題になりました。さらに出資募集の終了までの1か月で、クラウドゲームプラットフォーム Gaikai への対応、SQUARE ENIX からロンチタイトル Final Fantasy III の提供、万能メディアプレーヤ XBMC の移植決定、バンダイナムコとのパートナーシップ(協議中)など、外部のサービスやコンテンツ提供者からも支持を受けています。

今後のスケジュールは、順調に行けば今年12月に「開発者コース」の出資者に対して初期量産機の提供、2013年3月にはOUYA本体の見返りつき出資者に出荷、そして4月からは一般の購入者に出荷となる予定です。


Kickstarter 出資者への見返りとして配布が確定している OUYA 本体は7万台程度。マイクロソフトや任天堂、ソニーといった従来型ゲーム機プラットフォーマーのように、大手パブリッシャーに大作や人気シリーズの続編を出してもらうため血を吐いても本体を普及させなければならないビジネスモデルではありませんが、開発者にとって魅力的な市場になり、良作が揃ってさらにユーザーが増える好循環が生まれるかどうかはまだこれから。メーカー OUYA は現時点で発表できないもののさまざまなニュースがあると語っており、これから発売までにもいろいろと楽しませてくれそうです。



(画像:OUYAのボタン配置)
当初は色違いの丸だった4ボタンは、手前から時計回りに O / U / Y / A に。Aボタンの位置は任天堂プラットフォームと、Yボタンの位置はマイクロソフトXboxと同じです。
 
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