Google Maps Street View will be available via Mobile Safari in two weeks


アップル流ここにありというおもてなしデザインを久々に見せつけた iOS6 おもしろマップ事件は、海外でも Mapgate とか Mapplegate とか揶揄されながら一種のエンターテイメントとして消化されつつありますが、それはそれとして NY Times がこれまでの経緯をまとめた記事を公開しています。アップルが Google マップを打ち切った理由は、アプリ利用時に「なにをしているか」「どこへ向かっているか」「地図情報は正確か」(道路と位置情報がずれていないか)といったデータが Google に送信されるのを嫌ったから、という分析部分もなかなか面白いのですが、それより気になるのは Google の発言として「2週間以内に(Mobile Safari のウェブ版 Google マップから) Street View が利用できるようになる」とある部分。事実であれば、とりあえず iPhone ユーザは新しい地図機能をひとつ取り戻すことになります。

マップ事件に対する Google のアプローチについては、すでにアプリ版マップを用意しているとか、まだ用意はしていないとか(エリック・シュミット会長の発言)とか、わざと開発を遅らせてユーザーのアップルへの忠誠心を揺るがせるべく焦らしている説、Android のみで利用できる強力な武器として全面対決に向かう説などが語られていますが、どうやら緊急避難的に利用されているウェブ版 Google マップの改善は期待されるもよう。アップル側もさすがに「しぶや」と「渋谷」と「Shibuya」が渋谷駅周辺に大集合したままで放置するとは思えませんが、いずれにせよ失ったものを完全に取り戻すまでにはまだまだ長い戦いになりそうです。