Kinect Fusion tool coming to Kinect for Windows SDK, will help devs create 3D models

マイクロソフトの Kinect for Windows チームが、今後のSDKリリースで 新ツール Kinect Fusion を提供することを発表しました。Kinect Fusion は Kinect センサーからの奥行き情報を使って、物体や周囲の環境を3Dモデル化する技術。

Kinect を使ったオブジェクトの取り込みは以前から実現していますが、Kinect Fusion はストリーミング入力からリアルタイムに、部屋全体を含む高精度な3Dモデルを生成する点が特徴です。また高精度な3Dで再構成した環境に物理シミュレーションを適用するなど、高度なインタラクションを含むARにも応用できます。とりあえずは続きに掲載した動画をごらんください。

Kinect Fusion はもともと英国ケンブリッジのマイクロソフトリサーチやインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者が開発し、2011年のSIGGRAPHでデモしていた技術。

デモではKinectセンサーのほうを動かすことで、複雑な形状のオブジェクトが多数置かれたテーブルや部屋全体を取り込んでいる様子が見られます。リアルタイムに多数のフレームを参照し続け補正してゆくため、数mm程度の形状も再現している点に注目。再構成された3Dにカラーのテクスチャを貼れば、モニタ上では一瞬現実と見分けがつかないほどリアルになります。

また3Dモデルなので、存在しないパーティクルをこぼしてフィジックスシミュレーションをかけたり、リアルタイムにあらゆるサーフェイスに手描きしたりと、ゲームはもちろん現実の仕事や商売に使えそうなインタラクションも可能。マイクロソフトではKinect Fusionを今後のリリースに含めるとしていますが、具体的な時期は告知していません。