タッチに反応する自己修復プラスチック素材、スタンフォード大研究者が発表

EngadgetJP Staff
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2012年11月26日, 午後 01:00 in hydrogen
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自己修復
素材は繊細で傷つきやすいガジェットに最適と思えるが、タッチが絡むと話は難しくなる。既存の自己修復素材は導電性がないため、静電容量式タッチパネルや論理回路など電気信号を必要とするパーツには使えないのだ。しかし、スタンフォード大学が取り組む新しいプラスチックポリマーの研究が成果を上げれば、画面が傷だらけの携帯やタブレットは過去の話になるだろう。
この素材は傷がついても数分単位で水素結合により修復する性質を持っている。また微細なニッケル粒子を含んでいるため、導電性を持ち、圧力や折り曲げに反応する。さらに、変質することで一度だけ傷を塞ぐタイプの自己修復素材や、修復に高温が必要な素材とは異なり、常温で使えて繰り返し回復できる。

使い道として考えられるのは、ポケットの中でいつも鍵と擦れる危険に晒されている携帯機器だろう。同大学は、配線コードや、感触を検知する義肢などへの応用も視野に入れている。この技術が実用化されるのは数年先だろうが、キメの細かい高級手袋をしなくてもガジェットをきれいに保てるようになる日が来るかもしれない。

(By Jon Fingas 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)
 
 

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関連キーワード: hydrogen, minipost, nickel, plastic, polymer, prosthetic, science, self-healing, stanford
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