HyTAQ hybrid quadrotor robot travels by air and land, leaves us no place to hide video

HyTAQ はイリノイ工科大(IIT) ロボティクス研が開発する地上・空中ハイブリッドロボ。回転翼をケージに収めたデザインは京商のラジコン SPACE BALL (読者プレゼント中) と同じですが、ケージ全体がちょうどハムスターホイールのように回転する車輪にもなっており、飛行時と同じローターの推進力で地面を走ることができます。実際の様子は続きに掲載した動画をどうぞ。

HyTAQ はハイブリッド・テレストリアル&エアリアル クアッドローターの略。開発した研究者 Arash Kalantari, Matthew Spenko 氏によれば、最大の利点は地上走行時には飛行時より低い推力しか使わないため、バッテリー駆動時間にして5倍以上、航続距離は4倍近くに延長できること。(5分で1969フィート(約600m)に対して27分7874フィート(約2.4km))。

また走行と飛行にそれぞれ別のアクチュエータや推進機構を備える必要がなく、ハイブリッドでありながら死荷重が少なく構造がシンプルであること、車輪が同時に保護ケージの役割を果たすため空中からの落下や衝突に強いことも挙げています。

回転ケージ兼ホイールは本体全体を覆うデザインのため直径が本体比で大きく、砂や芝生といった不整地でも走行可能。一般的な地上走行機構の最大の課題は障害物を避けたり乗り越えたりすることですが、HyTAQでは走れない場所があったら単に飛び越えることでシンプルに克服できます。軍用の偵察や民間の調査・観測向けなど応用はさまざまに考えられますが、とりあえずは京商からトイバージョンの発売が望まれるところです。