Immersion は今年5月、タッチパネルに振動を使って触感を与える「触感フィードバック」の特許権を侵害されたとしてモトローラに対し訴訟を起こしていたが、モトローラの親会社となった Google の仲介により和解に至った。最終的な和解金額は明らかにされていないものの、Googleは同技術を採用した出荷済みの端末に対して補償金を支払うことで合意。さらに今後、モトローラとGoogle に同技術の使用を認めるサブライセンス契約を締結した。
マイクロソフト
とソニーを相手取った過去の訴訟でも分かるように、Immersion は触感フィードバック技術の特許を他社から守ることに力を注いでいる。

Immersion は米国の連邦地方裁判所と、特許や知的財産権の侵害などを調査する米国際貿易委員会(ITC)に対し、モトローラが同社の技術を無断で使用していると訴えていたが、今回の和解により、両社間の係争はすべて解決したことになる。

しかしImmersion は、今回の和解はあくまでモトローラおよびGoogleとの合意であり、同じような問題で争っている他メーカーとの決着が着いたわけではないと強調している。一方の Google にとっては、モトローラの買収費用125億ドルに加えて、新たな出費となってしまったが、それも致し方ないだろう。ちなみに、Google は他にも解決しなくてはいけないモトローラの特許問題を山ほど抱えている。

(原文:Jon Fingas 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)