オープンゲーム機 OUYA、公約どおり12月中に開発者版を出荷へ。SDKも同日

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2012年12月1日, 午前 09:05 in OUYA
0シェア
Ouya dev consoles shipping to backers on December 28th, SDK available same day

Kickstarter で850万ドル以上をクラウド調達したゲーム機プロジェクトOUYAが、開発者キットの年内出荷を発表しました。開発者 Julie Uhrman 氏によると、出資者への見返りである初期量産分の OUYA は12月28日に工場から出荷される予定とのこと。

実際に出資者の手元に届くまではさらに数日。「トルコとロシアはもう少しかかりそう」とされているものの、12月出荷開始の公約は守れそうな雲行きです。また開発用ソフトウェアのODK (OUYA Development Kit) も同日より、ウェブの開発者ポータルで公開される予定。こちらはハードウェアを注文していなくても、誰でも入手できます。


OUYAはモバイルゲームのオープン性を据え置きゲーム機の世界に持ち込むことをうたった新たなゲーム機。ゲームソフトは一般的なアプリストアと同じ7:3のデジタル配布形式を採りつつ、開発者向けにはSDK無料・すべてのOUYA本体(コントローラつき99ドル)が開発機に使える・参入無料・無料ゲーム配布も無制限といった特徴があります。インディーゲーム開発者に対しても参入障壁をできるだけ低くすることで、新たなゲームアイデアやビジネスモデルを実験しやすくし、テレビとコントローラでプレイする伝統的なスタイルのゲーム、「ゲームらしいゲーム」の活性化を目指します。

仕様は Tegra 3 プロセッサ、1GB RAM、8GBストレージ、SDスロット、USB 2.0、HDMI出力、802.11b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0 LE、有線イーサネット端子など。性能は2012年のタブレット級ですが、肝心の無線コントローラはアナログスティック x2、方向キー、8ボタン、システムボタン、およびタッチパッドを備えています。

OSはAndroid 4.x Jelly Bean をベースとして、UNITYなど既存ゲームエンジンにも対応しつつ、ゲームが主役の独自UIを採用します。本体デザインを手がけたのは著名デザイナー Yves Behar 氏。

いまやMinecraftで飛ぶ鳥を落とす勢いの Markus " Notch " Persson 氏(Mojang創業者)をはじめ、PCやモバイル向けゲームを開発してきた著名な(元)インディー開発者からは広い支持をとりつけており、Kickstarter では当初目標95万ドルの9倍近い859万ドルの調達に成功しました。

Kickstarterでの成功が話題となり、スクエニやナムコなどメインストリームのゲーム会社からもソフトの提供や交渉があったり、ノンゲームのアプリや映像配信サービスなどからも参入宣言があったり、といったこれまでのお話はタグ:OUYA で一覧できます。

コンシューマー向けのOUYAは、順調にゆけば2013年の4月から出荷される見込み。中身は「開発者キット」版と原則的に変わりません。価格は本体とコントローラひとつで99ドル、追加のコントローラはひとつ30ドル、米国外への出荷は送料20ドルなど。

TechCrunch 注目記事「新型コロナの影響で自宅待機中のTechCrunchスタッフを熱中させているもの

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

TechCrunch Japanへの広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com まで。媒体概要はメディアガイドをご覧ください。

関連キーワード: OUYA
0シェア