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「もっとも多くのOSを勝手移植されたスマートフォン」のタイトルを狙える端末 HTC HD2に、また新たな非公式対応OSが加わりました。ロシアのハッカー " Cotulla " 氏が公表した最新の成果は、ARMで動くとはいえスマートフォン用OSですらない Windows RT

HTC HD2は、Windows Mobile 末期の2009年暮れに出荷された端末。まもなく登場する Windows Phone 7 へのアップグレードが期待されたものの、Windows Phone 7 が Windows Mobile 6.5.xと互換性のない完全新規OSであること、プロセッサやメモリはともかくハードウェアボタンの数などが厳格な基準を満たせないことなどから見送られてしまった悲劇の端末でした。

しかしそれが契機になり、いじりやすい端末だったこともあって、 Windows Phone 7 はもちろん最新の Jelly Bean に至るまでの Android (CyanogenMod ) 、さらに Ubuntu や MeeGo といったさまざまなOSが移植されるマニアのおもちゃとして長らく愛されています。


Windows RT の起動成功を公表した Cotulla 氏は、ほかのOSを起動するためにも使われるブートローダーMAGLDRの開発者。イメージファイルやチュートリアルなどは公開されていませんが、本人 の Twitter アカウントでは無理やり動かしたRT のシステムプロパティやタスクマネージャ画面などが公開されています。Windows RT スタート画面が写ったHD2 の写真に添えられた言葉は「自分でも驚いた :O」。ツイートによると、速度はともかく画面解像度が足りないため Metro アプリ (Windows 8アプリ)は起動できないとのこと。