世界有数のペンタブレット・スタイラスメーカーのワコムが、サムスンとの業務提携を発表した。サムスン電子の完全子会社であるサムスン・アジアが、ワコムの発行済み株式の5%を取得する。Galaxy Note シリーズが世界で千万単位で売れていることを思えば、サムスンがスタイラスへ力を入れることは理解できるが、今回の業務提携でその姿勢が改めて明確になった。

ワコムによれば、ペンタブレット市場における同社の世界でのシェアは実に85%で、スマートフォン・タブレット用のスタイラス事業の売上は、2011年の61億1700万円から2012年の116億8300万円へと、2倍近く増加しているという。また同社は、今回の提携で得た資金の用途について、2014年3月までを目途に「サムスン電子向けの製品開発・生産供給体制の強化」などに全額を充て、サムスンとの「更なる提携の拡大」を目指すとしている。

(原文:Donald Melanson 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)