ボーイング社は運航停止となっている787型機「ドリームライナー」のリチウムイオンバッテリーについて、火災リスクを最小限に抑え、より長期的な解決策を模索しながら運航が再開できるよう、設計の見直しを検討中であると Wall Street Journal (WSJ) が報じた。

米政府当局者や業界関係者が同紙に語ったところによると、ボーイングは熱や火が広がる危険性を抑えるため、リチウムイオン電池のセルの間にあるセパレーターの増強を検討しているという。また、セルが動くことによって起こる電子機器と干渉を防ぐため、セルをよりしっかりと固定することや、改良した熱センサーの取り付け、出火した炎や化学薬品の漏れを防ぐためのバッテリーカバーの増強なども視野に入れているという。

設計の見直しについての詳細は発表されておらず、また、見直しには日米の航空当局による承認が必要だ。WSJ の情報源によると、最善のシナリオでは、3月にもドリームライナーの運航が再開される可能性もあるという。

[Image credit: Martin Deutsch, Flickr]

(原文:Alexis Santos 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)