任天堂が Wii U のNFC機能で電子マネー決済ができるよう検討を進めていることを明らかにしました。 導入されれば、ゲームパッドに Suica など交通系電子マネーを近づけることで、ダウンロード版ゲームなどのデジタルコンテンツを直接購入できるようになります。

交通系電子マネー対応の「検討」は、2013年3月期決算説明会 社長説明のなかで、デジタルビジネスの大幅な拡大に向けた施策のひとつとして紹介されたもの。

「決済が実現できるように、検討を進めています」との慎重な表現ですが、具体的にJR東日本と Suica の名前を挙げ、「これが可能になることにより、Wii U は、家庭内ゲーム機として初めて、交通系電子マネーを活用した決済手段を持つ、インターネットに接続されたデバイスになる」としています。


現状の Wii U の eショップではクレジットカードを登録したり、あるいはプリペイドカードを買ってきてあらかじめ残高を追加する方法で買い物ができます。しかしまっさきにカード情報を入力するようなユーザーはともかく、プリペイドカードでは「買おうかな」「次にコンビニ行った時に忘れないようにしよう」から実際に買ってきて番号を入力して etc の距離が遠いのも事実。プリペイドカードは一定額単位でしか売っていないためごく少額の場合は購入がためらわれたり、最低額の1000円を買えば買ったで次の一枚にまた手間がかかります。

岩田社長いわく、Wii U のNFCを使った電子マネー決済が実現することで、特に少額の支払いでユーザーの煩わしさを軽減でき、任天堂やパートナーにとってこれまで難しかった少額課金を使ったビジネスの機会を大きく拡大することにつながるとのこと。