インテル第4世代 Core プロセッサ Haswell 解禁、電力効率向上&GPU強化

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2013年06月3日, 午前 10:13 in Computex 2013
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「Haswell で大きく変わる」とささやかれ続けて約2年、インテルが Haswell マイクロアーキテクチャを第4世代 Core プロセッサとして製品化しました。

正式な発表は6月4日からの Computex 2013 ですが、すでに情報は解禁されており、Core i7 / i5で10モデル以上(Xeon含めれば倍)、対応マザーボードも各社から一挙に発売を迎えています。



Haswell の主な特徴は電力効率が大きく向上したこと、統合GPU (プロセッサグラフィック) が強化されたこと。

電力効率はシステムとして50%向上し、ノートPCに採用した場合のバッテリー駆動時間の伸びも前世代比で「インテル史上最大」と表現されています。

スライドでは、HD動画の連続再生が Ivy Bridge (第3世代 Core プロセッサ)で6時間ならば Haswell では9.1時間、MobileMark 2012 を走らせても6.1時間が8.3時間、スタンバイではさらに2~3倍の向上。

比較対象の第3世代 Core i7-3667U (Ivy Bridge )では、プロセッサとチップセット(PCH)で17+3の計20TDP、パフォーマンスは MobileMark 2012計測で138ポイント。対する Haswell の Core i7-4650Uでは、統合されて15W にTDPを下げつつ、性能は155ポイントと向上しています。



モバイル向けでは上から H, M, U, Y の4シリーズになり、このうち U と Y がウルトラブックやタブレット向け。グラフィックでは 従来から引き継ぐ Intel HD Graphics 4X00 のほか、新たに別ブランドを導入した " Iris " グラフィックでディスクリートGPUに比すべき性能と低消費電力を両立したとしています。

前世代の Ivy Bridge でも用意されていた Y シリーズでは、従来のTDPに加えて新たにSDP (Scenario Design Power) 指標が用意され、低い発熱を基準にさらに薄型の製品が設計できるようになります。



自分で買って組めるデスクトップ向けでは、ソケットが新規格の LGA-1150に更新。Intel 8シリーズのチップセットとあわせて、各社マザーボード製品もひさびさに一新されました。

Core i7の最上位は、エンスーさん向け倍率アンロックを示すK型番の Core i7-4770K (TDP 84W、4コア8スレ、3.5GHz、TB時最大3.9GHz、HD Graphic 4600)。

ただし最上位にもかかわらず、プロセッサーグラフィックは HD 4600が載っており、演算ユニットが倍の Iris (5100)でも、さらに eDRAM (コードネーム Crystalwell )を追加した Iris Pro (5200)でもありません。

デスクトップで最上位ならばどうせ外付けのGPUをユーザーで追加するだろうから、という話はもっともですが、インテルはこの eDRAMをCPU側のキャッシュとしても利用するとしています(詳細まだ不明)。

なにより、90点を100点にするために倍払っても良い、むしろ103点になるなら魂も売るというエンスージアストな自作ユーザーにとっては、倍率アンロックの最上位型番でも「全部入り最新」を使わせてくれないのは、実パフォーマンスよりも気分的に残念かもしれません。

発売された Core i7 / i5 の仕様表は上のギャラリーから参照できます。電力効率の向上に大きな意味があるメーカー製ノートやタブレット、インテルが力を入れる「デタッチャブル」(脱着式)の新製品は、4日からの Computex 2013 以降に続々と発表を迎える見込みです。
 
 

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