Google がブラウザゲームの新作 Cube Slam を公開しました。対戦相手とリアルタイムでビデオチャットしつつ、相手の顔面めがけて球を打ち返し合うアーケード風ゲームがブラウザだけで遊べます。



Cube Slam は、Chrome ブラウザの先進機能や最新のウェブ標準技術をデモする実験シリーズ Chrome Experiment のひとつ。

ビデオチャットもブラウザを使った対戦アクションゲームも珍しいものではありませんが、Cube Slam は WebRTC や WebGL、CSS3 といった技術を使うことで、プラグインなどをインストールすることなくブラウザだけで実現している点、ゲーム開始後はプレーヤー間のP2P通信のみで動く点などが特徴です。(ただし FireWall ごしの場合は、Googleのクラウド Google Compute Engine 上の STUN/TURNサーバを経由します)。

ゲームの内容はいわゆる PONG にアイテムの要素を付け、お互いのゴールにビデオチャットを貼りつけたようなもの。ステージは障害物や重力などの環境が変わるほか、ファイアボールやレーザー、パドルのサイズ変化といったアイテムもあります。

プレイはデスクトップの Chrome ブラウザならばリンク先 Cube Slam にアクセスするだけ。WebGL が使えない場合は CSS3 描画になります。またモバイル版 Chrome や WebRTC に対応していないブラウザでは、くまのBOBを相手にシングルプレーヤゲームも可能です。

技術的な内容については、Cube Slam のサイトに解説ページがあります。Googleによれば、Cube Slam はブラウザ間でP2Pにデータ通信する RTCDataChannel を導入した初めての大規模アプリケーションとのこと。

これまで Google が公開した Chrome Experiment ゲームといえば、ほかには任意のウェブサイトを立体迷路化して球転がしゲームにする World Wide Maze などがあります。