ソニーが、高級コンパクトデジカメ「RX100 II」を発表しました。世界初の大きさとなる1型(13.2 × 8.8mm)の裏面照射 CMOS イメージセンサーや、光学3.6倍ズームのカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ、上下チルト機構付きモニターを搭載しています。また、WiFi / NFC によるワイヤレス機能にも対応。 NFC 採用はソニーのデジカメとしては初めてです。

大型の裏面照射 CMOS センサー「Exmor R」や、開放で F1.8の明るいレンズの組み合わせで、単写での感度はISO 160 ~ 12800 まで高感度化しました。ソニーはこれまで裏面照射 CMOS は小型センサーに利点があるとしていましたが、「1型サイズでも一定の効果が得られることがわかった」ため、製品への採用が決まったとのことです。

画像処理エンジン「BIONZ」による低ノイズ化で、夜景など暗所での撮影でも低ノイズな写真が撮影可能です。また、高速連写した複数枚の画像を合成することで、最高で ISO 25600 相当の画像が得られる「マルチショット NR(ノイズリダクション)」も搭載するなど、センサー以外でも高感度化技術を投入しています。


RX100 IIはソニーのデジカメとして初めて NFC を搭載し、対応するにスマートフォンなどと簡単に WiFi 接続設定を完了できます。 iOS / Android 端末にインストールした「PlayMemories Mobile」アプリを通じて SNS などへの写真アップロードが手軽になるほか、アプリからカメラをリモコン操作することも可能です。

3型の液晶モニターは上 84 度 / 下 45 度のチルト機構を採用。カメラを持ち上げた高いアングルからの撮影や、逆に地を這うような低位置の撮影にも対応します。また、テレビなどに出力する HDMI は広色域表現が可能な「トリルミナスカラー」に対応、トリルミナスディスプレイ搭載のテレビに接続すると、「豊かで自然な色と質感をそのまま再現できる」としています。
そのほかの仕様は、記録メディアはメモリースティック デュオおよび SDXC / SDHC / SD カード。記録画像フォーマットが JPEG、RAW。動画は AVCHD Ver2.0 / MP4。本体大きさは幅101.6 x 高さ58.1 x 奥行38.3mm。重さは約281g(バッテリーおよび記録メディア含む)。

発売は7月5日。オープン価格ですが、店頭予想価格は7万5000円の見込み。

なお、ややこしいのですが「RX100 II」は名称(?)で、型式は「DSC-RX100M2」。本体液晶の左上にある刻印は「RX100 II」となっています。