Google がメガネ型端末 Glass の開発者版 Explorer Edition 用にソフトウェアアップデートの提供を開始しました。今回の内容はウェブブラウザの追加、音声コマンドの拡大など。



Google Glass のプロセッサやメモリなどは軽量級のスマートフォンに近く、OSもAndroidベースです。しかし視界の端でさっと参照する使い方や限定された入力装置にあわせて、画面のユーザーインターフェースは携帯電話やタブレット用の Android UI ではなく、独自のカード UI を採用しています。

Google 検索も当然のことながら基本機能として搭載していますが、結果はPCでのウェブ検索のようにウェブサイトへのリンクを表示するのではなく、簡潔なテキストや読み上げで質問への回答や言葉の意味を伝えるものでした。(参考:Google Glass ユーザーインターフェース解説)


しかし今回のアップデートでは、Glass の小さな表示のなかにウェブサイトをそのまま表示して、リンクを辿ってブラウズできるようになります。

操作は従来のようなポインティングデバイスがなく画面が狭い Glass だけに特徴的で、

スクロール:タッチパッド(メガネのつる部分) で指を滑らせる。
ズーム:二本指を滑らせる。
表示範囲の移動:タッチパッドに二本指を置いた状態で頭を動かす
クリック:画面の中央にリンクなどを捉えた状態でタッチパッドをタップ

となっています。トップの画像は、PCレイアウトのフル版ウェブサイトを Glass のブラウザで見た状態のイメージ。ページの一部だけが覗き穴のように表示され、中央にはクリックの照準が見えています。

ギャラリーはEngadget本家編集部にある Explorer Edition でブラウザを起動したスクリーンショット。人の邪魔をしないテクノロジーとして開発された Glass の表示は視界を覆うような広さではありませんが、解像度としてはいちおう横に640 x 縦に 360 あるため、モバイル表示のウェブを見る程度ならなんとか表示は可能です。



(こちらは今回のウェブブラウザではなく、デフォルトの検索機能をデモする動画。)

そのほか今回のアップデートで追加されたのは、

・ハンズフリー操作の強化 (メッセージが届いたら ok glass, read alound で読み上げ、ok glass, reply で返信を音声入力、電話が来たら ok glass, answer call で出るなど)。

・写真などの共有相手の拡大 (共有先を選ぶとき、Gmail コンタクトがプロフィール写真付きで並ぶ)

など。