前モデルから可能だった電話/メール着信通知機能やスマートフォンの時刻情報による時刻調整機能に加えて、腕時計のボタンでスマートフォンの音楽プレイヤーを操作したり、スマートフォンから腕時計のアラームやタイマー設定が可能となるなど、より双方向性が強化されました。ただし現在のところ、これらの新機能が使えるのは iPhone 5、iPhone 4S、GALAXY S4 のみです。
その他の機能は、SNS 通知、カレンダー通知、電話探索、リンク切れ警告、リマインダー通知(iPhone のみ)、電話着信タップ停止(Android のみ)、SMS メール通知(Android のみ)。製品と同時リリースの専用アプリ「G-SHOCK+」で提供されます。
もともと iPhone はアプリ間のデータ共有機能の制限が強いため、初代 GB-6900 は Android のみの対応でした。その後、昨年発売の GB-6900AA でようやく iPhone でも電話やメール、SNS の通知や紛失防止機能などが使用可能となりました。
その意味では第3世代目となる新モデルでは、音楽プレイヤーの操作というわかりやすい機能が加わり、より潜在ユーザーへの訴求力は増しました。しかし、iPhone では相変わらず SMS / MMS の着信通知ができなかったりと制限もあります。
GB-6900B / X6900B の仕様は、無線機能は Bluetooth4.0 LE、通信距離は2m まで。耐衝撃構造、20気圧防水、世界100都市のワールドタイム機能、ワンタイム/デイリー切り替え付きアラーム5本など。
また、モバイルリンク機能としてバイブレーション機能、タップ機能、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替、電池切れ予告機能、パワーセービング機能。
使用電池はCR2032。モバイルリンクを1日辺り12時間使用した場合の電池寿命はおよそ2年。GB-6900BとGB-X6900Bの違いはボディの大きさで、GB-X6900B はよりサイズが大きくタフネスを強調したデザインとなっています。
カラーバリエーションは、GB-6900B がブラック、ブラックxブルー、ホワイトの3色、GB-X6900Bはブラック、ブルー、オレンジの3色ラインナップ。
発売日は9月21日。価格は GB-6900B が1万8900円、GB-X6900Bが2万1000円。
GB-6900B
GB-X6900B