Ubuntu Edge 値下げ、一律 695ドル。法人ではBloomberg が115台導入予約

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2013年08月9日, 午後 02:26 in indiegogo
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限定生産の超ハイエンドスマートフォン開発計画 Ubuntu Edge プロジェクトを進める Canonical が、Ubuntu Edge 1台の予価を一律 695ドルに値下げしました。

Ubuntu Edge は一般販売を予定しておらず、 Indiegogo を通じた出資者への見返り分のみが生産される予定。手に入れたい場合は、あと2週間ほどのキャンペーン締め切りまでに「十分な出資予約が集まって実際にGOが出たら支払います」宣言をしておく必要があまりす。




Canonical のマーク・シャトルワース CEO が発案した Ubuntu Edge は、携帯端末でありながらフルデスクトップとしても使える超高性能なデバイスを少数限定生産する「スマートフォンのF1マシン」開発計画。スマートフォンとしては Ubuntu Mobile と、シームレスな乗り換えのための Android が動く予定です。

開発の意義としては、数百万台レベルの大量生産を前提とするメーカー製の端末では導入しにくい新技術をいち早く取り入れ、また一般消費者向けの「ただのハイエンド」としては成立しないほどの高性能デバイスを実際に製造することで、業界全体の技術革新を加速することが挙げられています。


調達目標は、成功すればクラウドファンディング史上初という3200万ドル。2週間ほど前のキャンペーン開始時点では、先着5000名のみ1台 600ドル、それ以降は1台 830ドルのメニューを用意していました。

先着割引きの効果で開始わずか8時間に約3億円相当が集まったものの、その後は当然ながら減速したため、プロジェクトでは1250台~4000台ほどの小ロットが売り切れるたびに小刻みに値上げするスライド式を導入しています。

今回さらに改定された一律 695ドルは、「多数の出資予約が集まったため業界大手メーカーの注目と協力を得ることができ、結果として当初の 830ドルより大幅に安く生産できるようになったため」と説明されています。

3200万ドルの目標達成までに残されたのは約2週間。現時点では900万ドル強の出資予約が集まっています。相当な巨額ではありますが、いまのところば折り返しにも満たない数字です。


一方、これまで誰も選択していなかった「エンタープライズ向け100台セット8万ドル」メニューに、Bloomberg が手を上げたニュースもあります。値下げの効果を織り込んで現在では「115台セット8万ドル」。

Bloomberg のCTO によれば、Ubuntu Edge を選んだ理由は、デスクトップとモバイルでシームレスな使い勝手を求めるクライアントが多く、ブルームバーグではすでにそうした先進的デバイスのためのソフトウェア設計・開発を進めていることから。

プロジェクトでは、Bloomberg を皮切りにさらに多数の企業からのサポートがあるだろう、としています。


蛇足ながら、 Indiegogo は他のクラウドファンディングサービスの多くと同様、出資宣言が十分に集まり目標額を達成した時点で初めて支払いが発生してプロジェクトが進む仕組み。今回も3200万ドルが集まらなければ、Ubuntu の壮大な話題集めとして終了することになります。

Ubuntu Edge の具体的な仕様や詳細については発表記事「フルUbuntuとAndroidが走る超ハイエンド携帯 Ubuntu Edge 計画、クラウド調達目標は3200万ドル」へ。



 
 

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