LGが韓国で開催した LG G2 の宣伝イベントで負傷者が発生し、LG は予定していた韓国各地でのイベントを中止すると発表しました。

事故があったのは、LG のAndroidスマートフォンLG G2 が無料になるクーポン券をヘリウム入りの風船に付けて空に飛ばす企画 G IN THE CLOUD の会場。韓国LG は風船を拾えば誰でも最新のフラッグシップ端末が手に入るとTwitter や Facebook などで大々的に宣伝していたため、多くの人がイベントに集まりました。

けが人がでた理由は、無料クーポン目当てにBB弾発射エアガンを持ち込んで風船を撃ち落とそうとした参加者がおり、会場の混乱からか、誤ってほかの観客を撃ったためと伝えられています。

リンク先 Korea Times などの報道によると、会場では20名の負傷者が発生し、一部は病院で手当てを受けたとされています。LGのコメントによれば、負傷者を出したことを重く受け止め、医療費を賠償するとともに、韓国内の各地で予定していた同じイベントの中止を決定したとのこと。


危険なモデルガンを持ち込んで他の客を撃った不届き者が非難されるのはもちろんですが、企業は人寄せと話題作りを狙ってイベントを開催する以上、もし不心得者がいても制止し得るだけの十分な保安要員を配置したり、イベントの企画運営の時点で安全を最優先にすべきことは言うまでもありません。

(たとえばこの会場から離れた風船が危険な高所などに引っかかっていた場合、取ろうとして転落といった事故もあり得たかもしれません)。


さて、風船は飛ばさないにしろ、「話題の新製品で大行列!」をメディアに報道させたいがために、整理券や事前予約といった手段で対処できる場合であっても、敢えて報道しやすい場所に当日販売を集中させ客で「見せ行列」を作るかのような行為はよく見られます。

マニアにとっては新製品に徹夜で並んだり販促イベントに参加すること自体が楽しかったりもするものですが、興奮しすぎた参加者や混乱で物売るってレベルをくれぐれも超えてしまわないよう、企画運営に責任を持つ主催者には慎重にも慎重を期していただきたいところです。